潮見小での活動
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潮見小では、全校行事や3年生の道徳としてダンとの交流を図り続けた。潮見小によれば、ダンの存在は道徳のみならず総合学習でも用いられており、同校の生徒が関わっていることもあって身近な感動話として生徒たちの興味をひきつけているという。総合学習で地元のことを調べる際には、生徒の3分の1がダンのことを取り上げており、学習を通じて生徒が障害者や弱者をいたわる気持ちを持ち始めており、いじめなどの大きな問題はほとんど起きなくなったという。 2005年(平成17年)は潮見小創立130周年にあたり、記念事業としてダンの石像が作られ、飼い主の坂本を迎えての除幕式や、全校生徒による「ダンちゃんおめでとう集会」が行われ、テレビなど多数の取材も訪れた。石像の費用は、同年9月に生徒たちが中心となって行われた募金で賄われた。 2010年代以降においてもダンの存在は人権教育の教材として用いられたり、ダンの命日には石像に花が供えられるなど、その存在は生徒たちに語り継がれている。
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