漢文法における使役形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/15 13:39 UTC 版)
漢文法では主に使、遣、令、教等が使役の助字(助動詞)として用いられる。 天帝使我長百獣。;天帝、我ヲシテ百獣ニ長タラシム。(天帝が、私、狐を百獣の長にしたのです。『戦国策』楚策) 遣従者懐璧間行先帰。;従者ヲシテ璧ヲ懐キテ間行シ先ニ帰ラシム。(供の者に璧を持たせて抜け道を通らせて先に帰らせた。『史記』廉頗藺相如列伝) 相如顧召趙御史書曰...;相如顧ミテ趙ノ御史ヲ召シ、書セシメテ曰ク...(藺相如は、振り返って趙の史官を招き...と書き付けさせた。同上)
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