渋川海岸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 14:36 UTC 版)

渋川海岸(しぶかわかいがん)は、岡山県玉野市渋川に位置する海岸。瀬戸内海国立公園に属する景勝地で、当海岸の海水浴場は岡山県下最大である[1]。環境省による快水浴場百選をはじめ、日本の渚百選、日本の白砂青松100選に選定されている。
概要
6月最終日曜日から8月最終日曜日までは海水浴場が開設されている。海水浴場開設期間中は毎年、サメ防御ネットを設けたり、水質検査をしたりするなどの安全対策を行っている。サメ防御ネットは遊泳区域を「コ」の字状に囲むもので、1992年(平成4年)に愛媛県沖の瀬戸内海で発生したサメ騒動をきっかけに毎年設置されている[2]。瀬戸大橋に近いことから、1992年時点では京阪神方面からの客も含めて7月と8月中に約50万人の海水浴客が訪れていた[3]。
夏季はスイカ割りなどのイベントも多く行われる。
周辺の渋川公園には、日本最長の藤棚がある。
周辺
交通
自動車
交通機関
脚注
- ^ “渋川海岸 高潮対策事業”. 岡山県. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 「岡山・渋川海岸、安心して泳いで サメ防御ネット設置」『産経ニュース』産経デジタル、2015年6月24日。オリジナルの2025年3月14日時点におけるアーカイブ。2025年3月14日閲覧。
- ^ 『朝日新聞』1992年5月28日大阪夕刊第二社会面14頁「サメよけに網の中で遊泳 瀬戸内の海水浴場に相次ぎ設置」(朝日新聞大阪本社)
外部リンク
固有名詞の分類
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