清代の小説・弾詞など
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その清代になると、小説『雷峰塔奇伝』(中国語版) 全5巻13回 (1806年刊、玉花堂主人校訂、玉山主人とも)などが書かれるようになった。中でも、弾詞『義妖伝』(『繍像義妖伝』)(1809年刊、陳遇乾 先生原稿 陳士奇・兪秀山 先生 評定『繍像義妖傳』28巻)は、情緒的な記述で白蛇の報恩談に変容している。この作品では最初に、白娘子は人間界に下りる前に蕊芝仙子の弟子「素貞」として登場し、「白素貞」と名が付くのはこの作品からである。 その後、清代末期に最も詳細化した小説として夢花館主 著の『白蛇全伝』(中国語版)(『白蛇伝前後集』、『寓言諷世説部前後白蛇全伝』、前48回・後16回)がある。この前集は『義妖伝』の小説化である。
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