淀町 (京都府)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/28 01:05 UTC 版)
よどちょう 淀町 |
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廃止日 | 1957年(昭和32年)4月1日 |
廃止理由 | 編入合併 淀町 → 京都市(伏見区) |
現在の自治体 | 京都市 |
廃止時点のデータ | |
国 | ![]() |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 京都府 |
郡 | 久世郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 5.29 km2. |
総人口 | 5,891人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 京都市 久世郡久御山町 乙訓郡長岡町、大山崎村 綴喜郡八幡町 |
淀町役場 | |
所在地 | 京都府久世郡淀町 |
座標 | 北緯34度54分15.6秒 東経135度43分12.4秒 / 北緯34.904333度 東経135.720111度 |
ウィキプロジェクト |
淀町(よどちょう)は、京都府久世郡にあった町。明治22年(1889年)の町村制施行にあたり旧淀城下の城内3町により発足し、昭和32年(1957年)に京都市に編入され消滅した。現在の京都市伏見区で淀を冠する町の区域に当たる。
地理
歴史
近世の淀町は池上町、下津町、新町の城内3町と、納所町、大下津町、水垂町の城外3町の淀城下6町を指した[1]。淀藩に属した、かつての「島之内」にあたる城内3町および淀城内は、廃藩置県により明治4年(1871年)7 - 11月の淀県[注釈 1]を経て京都府に属し、その後1889年(明治22年)10月に池上町、下津町、新町により町村制に基づく町としての「淀町」が発足した。その後、1935年(昭和10年)4月に、現在の淀美豆町・淀際目町・淀生津町にあたる綴喜郡美豆村を、1936年(昭和11年)2月に、現在の淀樋爪町・淀水垂町・淀大下津町にあたる桂川右岸にある乙訓郡淀村を編入した。
その後、1957年(昭和32年)4月1日に京都市へ編入され、伏見区に所属することになった。
脚注
注釈
出典
- ^ 『角川日本地名大辞典 26 京都府』上巻 (1982), p. 1478, 「淀」
- ^ 『角川日本地名大辞典 26 京都府』上巻 (1982), p. 1479, 「淀県」
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 26 京都府』 上巻、角川書店、1982年。ISBN 4-040-01261-5。
関連項目
- 淀町_(京都府)のページへのリンク