消防・レスキュー・医療
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:18 UTC 版)
「阪神・淡路大震災」の記事における「消防・レスキュー・医療」の解説
この災害によって消防・レスキューの得た経験は、消防無線における全国共通波の増波や、東京消防庁の消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)と横浜市消防局の救助機動中隊(現在の特別高度救助部隊)の創設、全国の応援体制として緊急消防援助隊(消防)と広域緊急援助隊(警察)の整備につながる。 消防組織はもともと市町村単位であり、この震災によって消防の広域動員における指揮・通信・装備などで多くの問題が露呈し、改善が進められている。 しかし2009年時点、地域ブロック・レベルの広域大災害の消防・救命活動指揮組織がようやく作られつつあるものの、これはあくまでも事が起こってから臨時で設置される組織であって、常設組織を設けて平時から大規模災害対処計画を研究立案する段階にはなっていない。 医療としては2005年4月に阪神・淡路大震災を教訓・反省として災害派遣医療チーム (DMAT) が発足した。
※この「消防・レスキュー・医療」の解説は、「阪神・淡路大震災」の解説の一部です。
「消防・レスキュー・医療」を含む「阪神・淡路大震災」の記事については、「阪神・淡路大震災」の概要を参照ください。
- 消防・レスキュー・医療のページへのリンク