海部野 千恵(あまの ちえ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:16 UTC 版)
「断章のグリム」の記事における「海部野 千恵(あまの ちえ)」の解説
海部野幸三の娘で、志弦の妹。志弦の婚約者であった神狩屋の義妹。志弦によく似た容姿をしており、髪も生前の志弦のように長く伸ばしていたが、雪乃の〈断章〉によって肩口辺りで焼き切られた。ボーイッシュな性格と口調。周囲に変人扱いされるほどの潔癖症で常に白い手袋をはめている。手洗いや除菌を執拗なまでに繰り返すため、両手の肌はひび割れ、血が滲み、爪は油脂を失って変形している。彼女が大量の洗剤を湯水のように使うため、海部野家の周りの排水溝からは大量の泡が溢れ出し、家の中にも広がっている。この潔癖症は、心臓手術を受けた志弦との初めての面会の際に、手洗い消毒をせずに病室に入ろうとして、医師から「姉を殺すつもりか」と叱責されたことに起因している。
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