三・四巻『人魚姫』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:16 UTC 版)
六月初旬。〈泡禍〉解決の要請を受け、蒼衣と雪乃は神狩屋と共に海辺のとある町を訪れた。神狩屋がかつて暮らしていたというその町に、雪乃の姉・風乃の亡霊はかつてないほどに溢れ出した〈泡禍〉の気配を感じ取る。その魔の手は奇しくも、神狩屋の亡くなった婚約者・志弦の一家にも及んだ。「泡に触れると身体が溶ける」ー 志弦の妹・海部野千恵も直面したその凄惨な現象はやがて町全体を飲み込んでゆく。一方蒼衣は『人魚姫』の予言を読み解くうちに、神狩屋と海部野家の過去に触れ、そして雪乃の何気無い発言の中に〈泡禍〉解決の手掛かりを見つける。
※この「三・四巻『人魚姫』」の解説は、「断章のグリム」の解説の一部です。
「三・四巻『人魚姫』」を含む「断章のグリム」の記事については、「断章のグリム」の概要を参照ください。
- 三・四巻『人魚姫』のページへのリンク