流通による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 06:34 UTC 版)
国により多少の差はあるが、単発的に小部数を発行する書籍と、定期的に大量部数を発行する雑誌とは、流通上分けられている。 書籍単行本: 全集・叢書などのシリーズではない単発の本。 全集・叢書(双書): シリーズものとして編まれた本。 雑誌 新聞、雑誌類ムック: 書籍と雑誌の中間形態の本(分類上は雑誌) 洋書: 通常の書物も国外では通常の流通から外れることが多い 同人誌 日本は例外的に書籍流通と雑誌流通の差が少ない国であり、書籍も雑誌流通システムを利用している形になっている。そのため、書籍の流通が効率的になり、流通コストが抑えられ比較的安価である、書籍出版社の負担が少なく資本規模が小さくてすむなどのメリットがある。その一方で、返本サイクルが短く、出版年次の古い書籍を書店で入手しにくいなどのデメリットがある。古本は古書店にて流通している。再販売価格維持が適用される国・地域もある。本が購入されると、著作権者に所定の印税が支払われる。
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