流下球の動き3風車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:57 UTC 版)
どの遊技機メーカーでも一般的に風車の羽根は3枚で大きさもほぼ同じ。風車も垂直方向から流下する球は曲げた方向の逆方向へ飛んでいく確率が高いと考えて結構だが単なる1本の釘の曲がりと違って不確実な要素を多く含んでいる。風車には羽根をはじめ凹凸がたくさんある。この凹凸の当たる場所によっては球の飛ぶ方向が変化する又、遊技球が風車に激しく衝突して左右いずれかの方向へ勢いよく回転しているときに緩い球が流下してきた場合などは風車の回転方向へと導かれる。 風車で遊技球の誘導方向の確率を高めたいときは風車の円板部を両手で持って力を加えて風車釘を曲げて調整する。調整した後は必ず風車の回転状態を確認しなくてはならない。風車と遊技盤の接面部に摩擦が生じると前述の風車の項で説明したように球の勢いを殺してしまう結果を招いて曲げた効果を得られないことになる。 ただし「逆も真」なので釘調整者の意図するところが始動口周辺に多くの球を寄せているように見せるための調整なら回転状態の悪い方が命釘は大きく開けられることになる。 図、流下球の動き3では(a)で示すように風車の円板部を左に振ってある、このような場合には(b)で示すように右側へと流下する球が増える。逆に(c)のように円板部を右側に振ってあると(d)のように左側へと流下する球の確率が増える。
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