法規対策
法令で規定されている要件に適合させるための措置をいう。クルマの技術要件の基本となる1951年に制定された保安基準は、その後とくに昭和40年代後半からの急速なモータリゼーションの進展に伴い、安全や環境にかかわる規制が拡充、強化されてきた。これらに対し、メーカーは種々の対策を講じている。安全対策には、ABS、電子制御4WD、4WS、リヤフォグなどの事故防止技術や衝撃吸収ボディ、エアバッグ、サイドガード、難燃材などの事故被害軽減技術など、排ガス対策にはEGR、リーンバーン、三元触媒、直噴エンジンなどが採用されている。そのほかエンジン改良などによる騒音対策や省エネ対策、また、低公害車の導入も進んでいる。
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