法規上の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:16 UTC 版)
「あん摩マッサージ指圧師」の記事における「法規上の問題」の解説
医師法により、医行為である診療行為(診断と治療を業として行うこと:医業)は医師の独占業務であると規定している。あはき法は、歴史的経緯から生まれた医師法の例外規定であり、その法の下、あん摩マッサージ指圧師は独立して、あん摩、マッサージ、指圧の施術(医業でいう治療)を行うことを認められている。 あん摩マッサージ指圧師は、あん摩マッサージ指圧を行う上で必要な問診や触診、所見の告知を行うことができる。あん摩マッサージ指圧師は「診断書」を作成することは出来ない。したとしても、法的に証明されるものでもない。あん摩マッサージ指圧師が発行できる唯一の法的書類は、自己が行った業務内施術の事実証明だけである。(民間療法では、この事実証明書ですら法的書類とはならないので注意。領収書は、商行為として万人同様証明可能である) あん摩マッサージ指圧師はレントゲン写真撮影は出来ない。あはき法にも、その規定はないが医師の同意があれば骨折と脱臼の患部施術は出来る(第5条)。
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