法字とは? わかりやすく解説

法字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:56 UTC 版)

「字」の記事における「法字」の解説

禅僧は、出家後に法名の他に僧侶の字である「法字」を持つことがあった(ただし「法号」と称されることも多く字と号区別明確でない)。この場合、法字・法名の順に連ねるという独特の表記用いられた。例え臨済義玄は「義玄」が法名で「臨済」が法字である。この風習日本にも伝わり宗純のように法字の「一休」の方がよく知られている僧もいる。 一方日本において住職にある僧侶は、寺号院号苗字とすることが一般的であったため、苗字による呼称と法字による呼称は、禅宗の僧に関する限り並存することとなった例えば「崇伝」という禅僧は、法字を用いて以心崇伝」と呼ばれうるし、院号用いて金地院崇伝」とも呼ばれうる。 また、出家して俗世地位に留まってい人物は、俗人同じく苗字用い、名のみ法名用いることがあったため、同様に苗字と法字の呼称並存することになった

※この「法字」の解説は、「字」の解説の一部です。
「法字」を含む「字」の記事については、「字」の概要を参照ください。

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