泉尾工業高等学校
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「大阪府立泉尾工業高等学校」の記事における「泉尾工業高等学校」の解説
学制改革に伴って新制中学校が発足したことに伴い、1947年には併設中学校を過渡的に設置し、旧制泉尾工業学校2年生・3年生を併設中学校へと移行させた。 また廃止になった旧制大阪市立安治川女子工業学校の学校事務を継承する形になった。 翌1948年には新制高等学校制度の発足により、大阪市立泉尾工業高等学校へと改編された。新制高等学校発足当時、紡織科・色染科・窯業科・工業化学科・化学機械科の5学科を設置した。 新制高等学校への移行で名目上は男女共学にはなったものの、旧制女子学校との生徒交流をおこなわなかった。実質的な男女共学化は、女子生徒が初めて同校を受験して入学した1963年となった。『大正区史』によると、この女子生徒が受験願書を学校に提出した際、係員から「何かの間違いではないか」と言われたという話が記されている。 1963年に電気科を新設した。また既存学科の改称や、従来の2学科を統合してファッション工学科を設置する改編(1993年)などを経ている。
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