河水酸性度の状況とは? わかりやすく解説

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河水酸性度の状況(1963年当時)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/29 16:51 UTC 版)

品木ダム」の記事における「河水酸性度の状況(1963年当時)」の解説

中和事業着手時点での吾妻川流域における河川酸性度を記す。黄色河水酸性度が高い水域市町村観測地点河川酸性度(pH)吾妻郡嬬恋村 湯尻川合流点 吾妻川 7.7~7.9 吾妻郡嬬恋村 万座川合流点 吾妻川 5.2 吾妻郡長野原町 吾妻峡 吾妻川 4.0~7.0 吾妻郡中之条町 四万川合流点 吾妻川 4.8 渋川市 利根川合流点 吾妻川 3.2~6.8 吾妻川支流の各河川における酸性度を記す。河川名上流からの吾妻川合流する順で掲載する黄色酸性度が高い河川一次支川二次支川酸性度(pH)湯尻川 (本川) 7.7~7.9 万座川 (本川) 3.6~6.7 遅沢川 (本川) 2.4~3.2 白砂川 本川上流部 4.9~5.6 湯川 1.8~2.7 大沢川 2.3~3.2 谷沢川 2.8~3.9 湯川合流点 2.2~3.0 温川 (本川) 6.9 四万川 (本川) 6.7~8.0 名久田川 (本川) 7.2 沼尾川 (本川) 6.8 このように万座川遅沢川合流点より酸性度上昇しているが、最大問題となるのは白砂川流域であった。特に湯川についてはpH値最大1.8希塩酸希硫酸並の酸性度示しており、湯川とその支流吾妻川における最大酸性化要因であることが突き止められた。こうして原因判明したことにより河川管理する群馬県湯川石灰投入して、その化学反応による河水中性化吾妻川酸性化改善しよう考えたこの世界初となる「河川酸性化中和事業」の中心施設一つとして計画されたのが品木ダムである。

※この「河水酸性度の状況(1963年当時)」の解説は、「品木ダム」の解説の一部です。
「河水酸性度の状況(1963年当時)」を含む「品木ダム」の記事については、「品木ダム」の概要を参照ください。

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