池永駿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 12:27 UTC 版)
個人情報 | |||||||||||||||
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生誕 | 1981年10月15日(43歳) | ||||||||||||||
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池 永駿(チ・ヨンジュン、지영준、Ji Young-jun、1981年10月15日 - )は、ソウル特別市で生まれた、大韓民国の陸上競技選手で、長距離走、特にマラソンを専門とした。個人記録は、5000mが2006年6月に士別市で出した 13分49.99秒、10000mが2002年6月に議政府市で出した 29分42.38 秒、マラソンが2009年4月に大邱広域市で出した 2時間08分30秒である[1]。
2003年にソウル国際マラソンで2位となって一躍脚光を浴び、「韓国マラソンの希望」と称された[2]。
2004年アテネオリンピックの陸上競技の男子マラソンでは 17位となり[1]、2006年アジア競技大会における陸上競技の男子マラソンでは 7位となった[要出典]。2003年世界陸上競技選手権大会と2009年世界陸上競技選手権大会にも男子マラソンに出場したが、後者の際には完走できなかった[1]。
その後、数年間は好調を保てなかったが、復調して臨んだ2009年の大邱マラソンでは、それまでの自己ベストを13秒上回る 2時間08分30秒の記録で優勝を果たした[3]。
2010年に中国の広州市で開催された2010年アジア競技大会における陸上競技の男子マラソンでは、2時間11分11秒の記録で優勝を果たした[4]。
おもな競技成績
年 | 大会 | 会場 | 結果 | 種目 | 補足 |
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2003 | ソウル国際マラソン | ![]() |
2位 | マラソン | 2:08:43[2] |
世界陸上競技選手権大会 | ![]() |
52位 | マラソン | 2:20:21 | |
2004 | アテネオリンピック | ![]() |
17位 | マラソン | 2:16:14 |
2006 | アジア競技大会 | ![]() |
7位 | マラソン | 2:19:35[5] |
2009 | 大邱マラソン | ![]() |
優勝 | マラソン | 2:08:30 |
世界陸上競技選手権大会 | ![]() |
— | マラソン | 棄権 | |
2010 | アジア競技大会 | ![]() |
優勝 | マラソン | 2:11:11 |
脚注
- ^ a b c Young-joon JI - World Athletics
- ^ a b yjongk「練習量6000kmでドーハーの金狙う マラソンのチ・ヨンジュン」東亜日報、2006年8月26日。2025年5月15日閲覧。
- ^ Korean marathon hope re-emerges to win 2009 Daegu Int. Marathon. IAAF (2009-04-13). Retrieved on 2010-10-16.
- ^ “Menns Maraton - Friidrett Guangzhou 2010 Asian Games”. Olympian Database. 2025年5月15日閲覧。
- ^ “Men's Marathon Final”. Doha 2006 Official website. 2006年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月15日閲覧。
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