江戸城遺構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 02:56 UTC 版)
川越城と江戸城は築城当初より深い縁があるが、川越城南方の喜多院(本丸御殿から南へ約800メートル、徒歩10分)には、江戸城の建物が移築され、現存している。客殿には徳川家光誕生の間と言われている部屋があり、家光の乳母春日局の間を含む書院、庫裏も移築されている(全て国の重要文化財)。初期の江戸城の御殿建築と末期の(川越城)御殿建築を比較するうえで両者とも貴重な遺構である。 また、市内の氷川神社(本丸御殿から北へ約400メートル、徒歩5分)には1637年(寛永14年)に家光が江戸城二の丸に建立した東照宮が移築されている。江戸城内の宗教的建造物としては現存する唯一のものである。
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