水・馬とは? わかりやすく解説

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すい‐ば【水馬】

読み方:すいば

馬に乗ってを渡る術。馬を水中乗り入れ馬の脚の立たなくなった所で鞍壺(くらつぼ)から離れて泳がせ馬の脚の立つ所で再び鞍壺にまたがるもの。江戸幕府年中行事一つになり、将軍臨席のもと隅田川などで毎年6月行われた


あめんぼ【水黽/水馬/×坊】

読み方:あめんぼ

半翅(はんし)目アメンボ科昆虫。中脚と後脚体長より長い。池などの水面滑走し水面落ちた昆虫捕食する。体は飴(あめ)のにおいがする。みずぐもかわぐもあしたかあめんぼう。《 夏》「夕焼金板の上—ゆく/青邨」

水黽/水馬/飴坊の画像
撮影朝倉秀之

水馬

読み方:アメンボ(amenbo)

半翅目アメンボ科昆虫総称


水馬

読み方:アメンボウ(amenbou), アメンボ(amenbo), ミズスマシ(mizusumashi)

異翅目の昆虫。池や小川などの水面六本の足で浮かび滑走する

季節

分類 動物


水馬

読み方:スイバ(suiba)

六月隅田川江戸年中行事として行なわれ水中馬術

季節

分類 人事


水馬

名字 読み方
水馬みずま
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

水馬

読み方
水馬みずま

水馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 15:27 UTC 版)

水馬(すいば)は、ウマに乗って水を渡る、江戸時代江戸幕府年中行事のひとつ。 馬川渡、馬渡ともいう。

概略

6、7月ころ、書院番、御小姓番、大番、ならびに鶴見、曲木、諏訪部、浦部4箇所の厩付の諸士および田安、一橋、清水の三卿付の諸士らが、数名ないし十数名出動し、隅田川すじでおこなわれた。

騎者は晒麻布を太白糸で縫ってつくった白、紺、浅黄などの、家紋を染め出した水半纏を着用し、ウマには麻の水腹帯をかたく締め、まずウマの平首(ひらくび)の右方に沿って水中にひきいれ、その足のたたないところにくると臀後にしりぞき、腹帯の輪にとりそえた手綱を操ってうちわたした。

熟練の騎者は水半纏のうえに短い水袴を着て、ウマにも水鞍と水鎧をつけ、ウマの足のたたないところにくると平首に沿って下り、轡をとりたすけてすすみ、臀後にしりぞいてうちわたし、対岸のウマの足の立つところにいってふたたびウマに乗った。最熟練者は、甲冑を着たままこれをおこなった。

将軍の上覧があるときはこれを「水馬上覧」といい、これは享保20年(1735年)7月13日将軍徳川吉宗の上覧にはじまった。このときは朱塗りの御用船をだして警固にあたらせたという。

旧日本軍の騎兵科の教練にも水馬がおこなわれ、水中騎兵練習として重視されていた。

関連項目

  • 日新館 - 水練水馬池を備えていた。
  • 古式泳法 - 『北斎漫画』に馬と共に水中を渡る(乗馬はしていない)技法がみられる。

水馬(ケルピー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:56 UTC 版)

風の聖痕」の記事における「水馬(ケルピー)」の解説

風の聖痕リプレイ深淵水龍」に登場した馬の姿をした水の妖魔水術師ラーンによって呼び出され風の妖魔連携して燎たちと敵対するがすべて倒された。

※この「水馬(ケルピー)」の解説は、「風の聖痕」の解説の一部です。
「水馬(ケルピー)」を含む「風の聖痕」の記事については、「風の聖痕」の概要を参照ください。

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