気候条件に対する仕様区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 01:23 UTC 版)
「国鉄DD51形ディーゼル機関車」の記事における「気候条件に対する仕様区分」の解説
DD51形はほぼ日本全国に配置されたため、配置された気候条件によって以下の仕様がある。使用地域別にA寒地仕様、B寒地仕様、一般型の3種類の仕様に分けて製造された。 一般型 気候が温暖な地域に配置された標準的な仕様である。スノープラウが装備されないものが多く(千葉機関区所属機など例外もある)、関東以西に配置されたものに見られる。 A寒地仕様 気候が極めて寒冷な地域に配置された仕様である。主な追加装備は耐雪ブレーキ・スノープラウ・旋回窓・ホース類の凍結防止用加熱装置・つらら切り兼前面窓プロテクター(2011年〈平成23年〉現在は東新潟機関区のみ)である。北海道・東北地区に配置されたものと中部地区に配置されたものの一部に見られる。 B寒地仕様 A寒地仕様ほど気候が寒冷ではない地域に配置された仕様である。主な追加装備はA寒地仕様に準じるが、耐雪ブレーキ・旋回窓・つらら切り兼前面窓プロテクターは装備していない。山陰を中心とした中国地区に配置されたものに見られる。
※この「気候条件に対する仕様区分」の解説は、「国鉄DD51形ディーゼル機関車」の解説の一部です。
「気候条件に対する仕様区分」を含む「国鉄DD51形ディーゼル機関車」の記事については、「国鉄DD51形ディーゼル機関車」の概要を参照ください。
- 気候条件に対する仕様区分のページへのリンク