民間人への言論封殺との指摘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:15 UTC 版)
「北澤俊美」の記事における「民間人への言論封殺との指摘」の解説
2010年11月3日に航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)が開いた航空祭で自衛隊を後援する民間団体「航友会」会長の荻野光男(元陸軍パイロット)が挨拶の中で「菅政権をぶっつぶしましょう」と発言したことを伝え聞いて、北澤ら政務三役が激怒し、平成22年4月4日付けで事務次官通達防官文第4206号 を行った。この通達では、発言を自衛隊法などの「政治的行為の制限」違反との誤解を招く「極めて不適切な発言」と断じた上で(1)政治的行為と誤解されることを行わないよう参加団体に要請(2)誤解を招く恐れがある場合は参加を控えさせる-などの対応策を指示している。これを受け荻野は当初「組織に迷惑はかけられない」と今後の行事では政権批判を自粛する考えを示したものの、その後の夕刊フジの取材で「自民党政権時代から、自衛隊や政治に苦言を呈してきたが、今回突然、民主党政権が言論封殺に出てきた。民主党は『言論の自由』を奪い、日本をつぶす気なのか」と述べている。
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