民間での人気と資格ブーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:14 UTC 版)
「アロマテラピー」の記事における「民間での人気と資格ブーム」の解説
日本では、精油の香りを楽しんだり、美容法、リラクセーション法としてのアロマテラピーは、民間で広く普及しており、女性を中心に高い人気がある。アロマテラピーの公的な資格は存在しないが、民間団体や個人等が自由に設定でき、独自の審査基準を設けて任意で与える民間資格が多数存在する。趣味やエステ、マッサージの仕事のために、民間の資格を取得する人が増えている。資格を与える最大手の団体・日本アロマ環境協会(理事:宇田川僚一、精油販売業者・生活の木専務取締役)は、5万8千人の個人会員を持ち、資格試験の実施だけで年に4億円近い収益を上げている(平成25年度)。多くのアロマテラピーの民間資格が作られ、資格の授与やセミナーの開催などの資格商法が行われている。教室も増えており、内容は「アロママッサージ」、「アロマを使った手作りコスメ」、「アロマセラピスト育成」など細分化している。科学的に証明されていない効能や、歴史的根拠のない言い伝えを事実として教えるなど、問題視される民間資格、講座もある。
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