民芸運動に関する修復・保護活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 07:02 UTC 版)
「マーティ・グロス」の記事における「民芸運動に関する修復・保護活動」の解説
1975年、『陶器を創る人たち』の制作後、バーナード・リーチの著作を読んで、リーチが戦前の日本の工芸を記録した映像を持っていることを知り、英国コーンウォール在の本人のもとを訪れた。直接対面した晩年のリーチは1934年から翌年にかけて撮影されたフィルムをグロスに預け、彼はこれを修復したが、このことがきっかけとなって民芸運動に関する古い映像・音声資料を収集及び修復しながら民芸運動に関するアーカイブを構築している。こうして修復されたフィルムを「運動の草創期の資料として貴重だ」と評価する民芸の研究者などもいる。 同様の修復・保護活動ではリーチや濱田庄司本人の肉声や、「現代の職人や専門家」らによって収録された解説・ナレーションが映像に付け加えられ、オーラルヒストリーとしての役割も帯びている。
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