ヒルマモデルクラフト
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 05:47 UTC 版)
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種類 | 有限会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒183-0026 東京都府中市南町5-38-33 |
設立 | 1967年8月 |
業種 | サービス業 |
代表者 | 代表取締役 比留間伸志 |
外部リンク | http://hmc-onlineshop.jp/ |
ヒルマモデルクラフト (HIRUMA MODEL CRAFT) は東京に本社を置く、特殊撮影などに使う特殊美術造形 (SFX) のプロップ(撮影用ミニチュア)製作会社。
概要
主に映像用、展示用、販売用などの模型を制作。
- 創業:1967年8月
- 設立:1972年7月
- 社長:比留間伸志(2004年12月時点)
- 解散:2015年[1]
模型塗装のウェザリングの手法として、戦闘機の機体などに明度の違う同系色を重ね塗りし、パネルの表現をするヒルマ汚しと呼ばれる技法は、『空の大怪獣ラドン』やゴジラシリーズに美術スタッフとして参加していた比留間の名前にちなむ。
主な人物
比留間 伸志 ()- 1932年生まれ[2]。鉄道模型会社のカツミ模型で勤めていたが、東宝の特殊美術であった入江義夫の誘いを受けて映画『ゴジラ』のミニチュア制作に参加し、それ以後も『空の大怪獣ラドン』など東宝特撮作品に携わる[2][3]。1966年に再び入江の誘いを受けて東宝を離れ、特撮テレビ番組『マグマ大使』に参加[2][3]。その後、ヒルマモデルクラフトを設立し、特撮テレビ番組などの造形を手がけた[2][3]。
所属団体
下記団体の会員である。
- 日本鉄道模型連合会 (JMRA)
- 日本産業模型協会 (JEMS)
主な映像作品
- 円谷プロダクション:ウルトラシリーズ[3]、ミラーマン、トリプルファイター、ファイヤーマン、ジャンボーグA
- ピー・プロダクション:電人ザボーガー[3]、冒険ロックバット[3]
- 東宝:超星神シリーズ
- 大映:ああ海軍、ああ陸軍 隼戦闘隊、ガメラシリーズ
- 宣弘社:シルバー仮面[3]、アイアンキング
- 日本テレビ:バロンシリーズ
- NHK:空中都市008、銀河宇宙オデッセイ(NHKスペシャル)、オアシスを求めて、クローズアップ現代、赤いカラスと幽霊船(横浜博覧会)
上記のほか、日本テレビのバラエティ番組『電波少年に毛が生えた 最後の聖戦』の河童騒動で使用された河童スーツなどもある。
販売用模型製品
脚注
外部リンク
- 比留間伸志のページへのリンク