残遺症状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:53 UTC 版)
ある程度、緩和した後でも次のような症状が残るケースが多く、これらのケースが放置されると再発率が高くなる。(初発のうつ病患者128名を対象にした残遺症状の調査) 睡眠障害(不眠、過眠、リズム異常):65.4% 仕事や活動上の問題(意欲・集中力・記憶の低下、思考の空回り):43.4% 一般身体症状(頭痛、体力低下、倦怠感):39.4% 抑うつ気分:34.6% 他、食欲低下、精神的・肉体的不安など 一度発症してしまうと、これらの症状と長く付き合うことになる。これらの残遺症状がある限り生活の質がなかなか高まらず復職や復学が出来ずに療養生活を余儀なくされることが少なくない。
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