死活妙機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 04:37 UTC 版)
「新案詰碁 死活妙機」として1910年1月に吉川弘文館より出版された。明治時代の「時事新報」に掲載された懸賞詰碁120題を増補訂正して一巻にまとめたもの。 緒言に「本書の詰物は古人の打碁及び著者の打碁に成りたる実戦上のものを基礎としたるものにして、故さらに作りたる珍瓏的のものにあらず、専ら実用を主としたればなり」とあり、実戦を基礎とした作品集である。 前田陳爾が「詰碁名作ベストテン」の6位に位置づけたほどの明治の代表的な歴史的著作であり、その特徴として発陽論的な難解さで知られる。 1931年に大阪屋号書店より再版され、現在では1981年に山海堂から出版された版が入手可能である(2004年改訂版あり)。
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