武霊王の登場とは? わかりやすく解説

武霊王の登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:35 UTC 版)

趙 (戦国)」の記事における「武霊王の登場」の解説

武霊王時代強勢となり、周王の下に封建された諸侯のひとつから周王替わる王を称するようになった武霊王紀元前307年胡服騎射取り入れる。胡服とは当時北方遊牧民族着ていた、短い衣に長いズボン革靴を履き、あるいは足巻を、衣の袖を小さくして活動しすいようにした服装である。当時中国では士大夫ゆったりした裾の長い服を着ており、戦時には戦車乗って戦う戦士となったが、馬に乗るためにはこの服は甚だ不便であった武霊王北方騎馬兵強さに目をつけ自国にもこれを取り入れたい考えた。その為に文明象徴する戦車乗る戦士であることを誇りとする部下達に、胡服を着させ、馬に直接またがる訓練を施す事が必要である。趙の国人達は強くこれに反発する武霊王強権的実行させ、趙の騎馬兵大きな威力発揮し趙の勢力拡大した

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