武具の思想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 08:10 UTC 版)
武具はその発展経緯より、攻撃に用いる道具であるとともに、攻撃を防ぐための道具であるものが多い。中には、攻撃のための打撃の際に受ける衝撃を和らげるものや、防御に特化して相手の攻撃を封じるために用いるものや、相手の武器そのものを攻撃するために存在するものもある。 これらの道具は上手に扱うにはそれなりの技能を必要とするが、その一方で取り回しに便利なよう、ほどよい大きさになっているものがほとんどである。例えば棒術や杖術に用いられる棒であるが、大抵の場合において、最も扱いやすい長さは、使用者の乳首の位置であるとする説が有力である。今日でも乳切棒という言葉に残るこの長さの棒は、振り回して良し・打ち下ろして良し・突いて良し・絡めて良しと、ほぼ万能に用いることが可能であるとされる。
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