歌舞伎におけるぬいぐるみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 01:24 UTC 版)
「ぬいぐるみ」の記事における「歌舞伎におけるぬいぐるみ」の解説
歌舞伎用語としての「ぬいぐるみ」とは、動きのある動物などを登場させる際に俳優が着る、動物の形を縫った拵えもののことである。形態としては以下のようなものがある。 頭の拵えものをかぶってぬいぐるみを全身に着るもの - 『伽羅先代萩』床下の場の鼠、『天竺徳兵衛韓噺』の大蝦蟇など。 首から下だけにぬいぐるみを着込むもの - 『靱猿』の猿など。 首・胴体などのついた張物をかぶり、中に入る俳優の足に股引をはかせ、四肢または下肢とするもの。馬、『仮名手本忠臣蔵』五段目の猪など。
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