歌学研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 15:40 UTC 版)
春日昌預とともに携わった『万葉集』の筆写事業は、この写本が現在一般的な仙覚系写本とは異なる藤原定家校訂(「冷泉本万葉集」)の写本(「広瀬本万葉集」)であったことから、元克の存在は昌預とともに注目される。昌預は元山梨県立図書館館長の吉田英也により詳細に研究されている一方で、元克に関する本格的な研究は乏しい。 近年は『山梨県史』や『山梨市史』の編纂事業において石川博が事跡の紹介や著作の翻刻を行っている。『山梨県史』では国学書「道の論」、和歌書「萩之屋集・伊豆の浜づと」、詩歌文集「殊音同帰」(乾・坤)を収録)が翻刻され、『本居宣長全集』では元克宛本居宣長書簡が翻刻されている。
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