機関長の脱走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/08 12:53 UTC 版)
英軍に拘束された後、ジョホールバルにあった英軍情報部に監禁されていた茨木少佐は、蔡和安の手引きを受けて脱走を計画していた。 その後、茨木少佐は、仮病を使って便所の窓から逃走し、2カ月ほどジョホール州のジャングルに潜伏した後、東海岸のメルシンに出て1948年3月にかつて浪機関に所属していた林樹森という華僑の所有するジャンクでメルシンを出帆、ベトナムの海岸線を北上して2カ月後に香港に到着、香港では広東人に成りすまして「林景山」を名乗り、中国招商局の汽船で門司に上陸した。
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