機動改札
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 05:02 UTC 版)
JR西日本では、管理駅に所属する社員などを被管理駅(主に無人駅)や列車内などに派遣して改札を行うことを機動改札(きどうかいさつ)と呼ぶ。近畿圏に自動改札機を導入する際、費用対効果等の資料を収集するためにJR西日本全支社から社員を動員し、アーバンネットワーク内を走行する全列車の全車両で全停車駅間ごとにすべての乗客に対して車内改札を行った。この期間、乗客は乗車から降車まで各駅ごとに車内改札を受けた。1車両に数人の係員が乗車していたため、分担ミス等により1区間で複数回の改札を受けることもあった。これがマスコミに報道された時に「機動改札」という語が使用された。 また同社のワンマン列車車内でも不正乗車防止のために不定期に乗務していることもあり、制服・私服(スーツ)着用問わず「機動改札」という腕章をしている。車掌が担当している場合もあるが、ドアの開閉や案内放送の実施などは運転士が行う。
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