機体周辺の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/03 22:19 UTC 版)
「H-IIBロケット8号機」の記事における「機体周辺の状況」の解説
モニターで火炎が見えなくなるまで2時間近くかかったが、機体の状況は良好であった。火災に伴う熱による影響は、機体の耐熱材の表面に装着してあるサーモラベルで計測された最高温度が120度となっており、過大な熱影響がないことが確認されている。消火作業に伴う放水による浸水の影響は、SRBより下に水がかかったが浸水箇所の水は全て除去された。火災に伴う煙の影響は、機体を射点に移動させた段階で窒素ガスの空調が入るため、内圧により内部に煤が入っていないことが確認され、機体の表面に付いた煤も取り除かれた。発射台側も断熱施工部を除いて健全性が確認されている。
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