標準の文字サイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:29 UTC 版)
日本では長く五号活字(10.5ポイント相当)が公文書などの本文用活字に主に用いられたことを反映し、後年の和文用ワードプロセッサやワープロソフトにおいては、10.5ポイントが標準の文字サイズとして用いられている。 明治時代から大正時代初期にかけて、『中央公論』など多くの雑誌組版は、主記事を五号活字、副記事を六号(旧六号)活字に分けて組む方法を標準としていた。大正中期には五号と六号の中間にあたる9ポイント活字に統一され、さらに8ポイント活字が本文活字にも使用されるようになった。終戦直後の用紙難に伴う紙面制約の影響で、戦後は8ポイント活字が標準の本文活字となった。
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