構想・デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 22:47 UTC 版)
『新たなる旅立ち』演出の田口勝彦が同作SF原案の豊田有恒より聞かされた初期設定では、地球の直径の1/6(約2000キロメートル)の大きさをした円型の要塞で、表面にハリネズミのように生えた無数の棘が引っ込んで艦隊の発進口や砲座が出現するという機構を備えていた。その後、「ヤマトとのスケール差が大きすぎて画にしづらい」ということで大きさを縮められたが、名称はそのまま使われたため、数百メートル程度の規模ながら「自動惑星」と称されることになった。 デザインに関しては、板橋のラフスケッチは、球体に円錐が生えた形で、円錐の周囲にリング状の構造物があるというものだった。中村のラフスケッチでは、比較的決定稿に近い形状をしており、せり上がる司令室や回転しながら出現する砲門などのギミックについても記述されている。最終的な決定稿は板橋が仕上げている。
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