概略・経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 21:49 UTC 版)
顧客離れが続いたPHS事業の立て直しを狙い、据え置き型タイプのデザインを採用したPHS電話機「ボイススポットフォン(VSフォン)」を発表。新たなサービスで固定電話利用者取り込みを狙った。技術的にはWLL(PHS FWA)に相当する。 固定電話でないため工事費用や電話加入権が不要であり、電波が届く範囲ならば電話機本体の設置場所が自由にできるというメリットがあった。 実際のサービスには従来からのアステルPHS網を利用していたが、アステルというブランド名称は使用せず、YOZANブランドでサービス展開を行っていた。 2004年4月1日サービス開始予定だったが、開発や認証試験の遅れなどにより実際に申込者に端末が到着したのは6月中旬以降になった。また端末を申し込むにしても量販店等での店頭販売が行われなかったため、YOZANのサービスセンターへ電話をかけ申込書を取り寄せねばならず、宣伝等も殆ど行われなかったため一般顧客にその存在が知られることはなかった。
※この「概略・経緯」の解説は、「アステル東京」の解説の一部です。
「概略・経緯」を含む「アステル東京」の記事については、「アステル東京」の概要を参照ください。
- 概略経緯のページへのリンク