業界のルールと裁判、金額
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:03 UTC 版)
「AV事務所」の記事における「業界のルールと裁判、金額」の解説
同書では、デビュー直前にAV出演を拒んだAV女優(元グラビアアイドル)に対し、事務所が1億円の損害賠償を求めたケースを紹介している。この金額には、契約本数全て(何本かは明記されていない)と、当該AV女優に費やした経費が含まれている。 1億円というのは弁護士から送られてきた内容証明の金額だったが、裁判では約250万円にトーンダウンされた。内訳は、整形費用の立替が約20万円、家賃立替として約30万円、残りの約200万円がキャンセル料や信用下落に関するものだった。判決に関しては、整形に関する20万円の賠償が元AV女優に言い渡されている(ただし「二度とAVのような仕事をしないこと」と元AV女優に言い渡されている)。この金額については、「複数契約の大物としては、1億は高すぎるが、250万円は安すぎる」とAV関係者が話している。金額を250万円に減額した背景としては、「金銭を受け取ってセックスを行うのは、売春と同じ」という判断があり、事務所や関係者の立場の弱さからくるものである。しかし、この時の信用失墜は大きく、「小さな事務所なら2度と使ってもらえないレベル」とAVプロデューサーは語っている。
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