検出部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 09:45 UTC 版)
分析部で選別されたイオンを電子増倍管やマイクロチャンネルプレートで増感して検出する。ファラデーカップで検出してカウントする形式もある。増倍管の数により、単一チャネル検出器あるいはマルチチャネル検出器と呼称される。 電子増倍管 電子増倍管の原理 ファラデーカップ
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検出部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 03:06 UTC 版)
FT-IR の検出器には、主として半導体型のテルル化カドミウム水銀(HgCdTe、通称MCT)検出器または焦電型の硫酸トリグリシン(Triglycine sulfate、通称 TGS(あるいは水素イオンを重水素化した DTGS))検出器が用いられる。MCT は暗い赤外光(5000~650c m−1)を高感度に検出するのに適しており、液体窒素温度で動作する。一方、TGS は室温で動作し、明るい赤外光を大きなダイナミックレンジで測定(7800~350 cm−1) するのに適している。このため、透過率や反射率の高い試料を測定するには TGS が向いており、逆に外部反射法や多重反射型ATR の測定には MCT が適していることが多い。 また近赤外光にはInGaAsやPbSeなどの検出器が対応しており、12500~3800 cm−1 を検出する。
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