棚倉村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 01:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動たなくらむら 棚倉村 |
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廃止日 | 1956年8月1日 |
廃止理由 | 新設合併 上狛町、高麗村、棚倉村 → 山城町 |
現在の自治体 | 木津川市 |
廃止時点のデータ | |
国 | ![]() |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 京都府 |
郡 | 相楽郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 12.45km2. |
総人口 | 3,097人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 相楽郡精華町、加茂町、和束町、高麗村、綴喜郡井手町 |
棚倉村役場 | |
所在地 | 京都府相楽郡棚倉村大字綺田 |
座標 | 北緯34度46分33秒 東経135度48分44秒 / 北緯34.77586度 東経135.81219度座標: 北緯34度46分33秒 東経135度48分44秒 / 北緯34.77586度 東経135.81219度 |
ウィキプロジェクト |
棚倉村(たなくらむら)は、京都府相楽郡にあった村。現在の木津川市の北端、JR奈良線の棚倉駅周辺にあたる。
地理
- 山岳 : 山吹山
- 河川 : 木津川
歴史
名称
天平時代の史料『大安寺伽藍縁起并流記資財帳』(だいあんじがらんえんぎならびにるきしざいちょう)に「山城国参処、相楽郡二処云々。一、棚倉瓦谷、東谷上、西路、南川、北南大家野之限」とあり、古名である棚倉を1889年の二村合併時に採用したものと思われる[1]。2021年現在、棚倉の名は周辺地名からは失われているが、綺田の「棚倉小学校」や平尾の「JR棚倉駅」などにその名を留めている。
また、万葉集 第19巻 4257番に「手束弓 手に取り持ちて 朝猟に 君は立たしぬ 棚倉の野に」と歌われる「棚倉の野」は当地であるという説があり(ほかの候補地は井手町井手や京田辺市田辺棚倉)[2]、JR棚倉駅近辺には万葉歌碑が建てられている。
交通
鉄道路線
道路
参考文献
- ^ 角川日本地名大辞典 26 京都府
- ^ 木津川市ゆかりの万葉歌 - 木津川市観光協会
関連項目
- 棚倉村のページへのリンク