桜木花道
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桜木 花道(さくらぎ はなみち)は、井上雄彦の漫画作品およびそれを原作とするアニメ『SLAM DUNK(スラムダンク)』に登場する架空の人物で、本作の主人公。
注釈
- ^ NIKE AIR JORDAN I(黒×赤)のサイズ。本人は「NIKE AIR JORDAN VI(白×赤)が小さくなった」と語ってはいるが、正確な足のサイズは不明。
- ^ 初めはスラムダンクをやりたがるあまり基礎練習に身が入らず、それが要因となって剛憲との衝突が生じ、臆病風に吹かれて一度バスケ部を去っていったが、晴子への想いと剛憲の言葉が脳裏をよぎり、すぐにバスケ部に復帰した。
- ^ 洋平たちからは「赤い髪してるくせに内向的」と評されている。
- ^ アニメ版では、藤井や松井を「おめーら」と呼称したり、普段は敬語を使う彩子に対しても「今だって十分活躍できてらい!」と強気に言い返したり、流川に歓声を送り自身に嫌がらせをする流川親衛隊に対しても原作よりはっきりと不平不満をぶつけるなど、女性に対しても暴言を吐いている描写が見られる。
- ^ 「自分の体力が最後まで続かなかったから敗れた」と主張した流川と敗因を巡り衝突。彼と殴り合いの喧嘩をした翌日に行うが、髪の色は赤のままのため、「余計怖くなった」と評された。通学途中の電車内では、他校の不良ですらその容貌に恐れて隣の車両に逃げ出したほど。一方、逆に以前の容姿とのギャップからか、他の生徒から笑いの的にされる一幕もあったが、晴子と安西監督だけはそんな容貌に対して好意的に褒めていた。
- ^ 桜木軍団だけは湘北部員や他校選手を桜木のつけたあだ名で呼ぶ。
- ^ 流川や仙道、桜木軍団など、ライバルや親友にはあだ名で呼ばない。ただし、流川を「キツネ」と呼ぶことはあるほか、相田彦一のことも名前で呼んでいる。
- ^ ただし、野間以外の桜木軍団は漢字で表記されている他、映画版コミックも漢字表記になっている
- ^ 本作品中に詳細な理由は明記されていないが、湘北高校では赤点4つ以上取るとインターハイに行けなくなる。
- ^ 高校で1人目、中学から通算して51人目のフラレ記録を樹立したことにより、桜木のフラレ唄募集の企画が行われた。作者は半分冗談のつもりだったが、替え歌や自作の録音テープなど多数の応募があった。
- ^ 間違えて出したものは除く。
- ^ 対戦相手にとって、得点力の高い流川に出すことは定石であり、桜木のこのような行動はディフェンス時は必ず流川をマークしている相手にとって理解不能の事態に映る。陵南との練習試合では流川にパスを出すとその場にいた全員が読んでいた中で上述の理由から木暮に二度にわたってパスを出し、結果的に連続得点に繋がったのを見た田岡は桜木が流川を嫌っていることを知らないため「奴は(頭が)切れる」と誤解していた。
- ^ 流川自身の意思によるものはこれだけだが、出した後で相手が花道だったと気付いて後悔するケースはある。
- ^ 食って掛かろうとするも赤木に止められ、「よさないと退場だぞ!」と注意されて乱闘は免れたが、勝手にチームベンチ・エリアから出たことでテクニカル・ファウルの判定を受けた。
- ^ なお、流川の分は1発軽くビンタをしたのみとかなりぞんざいに済ませた。
- ^ 桜木自身は当然知らないが、この直前陵南の監督・田岡茂一は池上に「赤木か流川にボールが渡ったら必ずダブルチームに行け。木暮はある程度離していい」と指示を出していた。流川がボールを持っていた桜木に「(ボールを)よこせ!」と声をかけたことで咄嗟に池上が流川をマークしたため、結果として木暮をフリーにしてしまうこととなった。
- ^ 医者を呼ぼうとして外に出た際に、帰宅前に喧嘩で負かした不良高校生4人が仲間を連れて待ち伏せしており、報復として袋叩きに遭った。
- ^ 怪我の様子を見た彩子は、それまで急速な速さで成長した桜木が、この怪我によるブランクで、身に付けた全てを失ってしまうのではないかと危惧している。
- ^ 最初のダンクシュート挑戦時、バックボードに額をぶつけた。
- ^ 劇場版の津久武戦では、県大会タイ記録となる22リバウンドを記録した。
- ^ 劇場版第3作では、沖田をフェイクで抜き去ったことを当の沖田に感心され、調子に乗った。
- ^ 陵南戦で初めて披露された際には、当初は「ボールのあるところへ集まる単なる素人の習性」と思われていた。後に桜木のヘルプについて「パスを読む」や「次のプレイを予測する」ではなく「頭で考えてやったことではない」と分析された末に「細胞が瞬間的に反応した」と表現された。なお、桜木のヘルプについては山王戦でも多数見せている。
- ^ アニメでは、翔陽の一つ前の試合の津久武戦でその片鱗を見せたことになっている。
- ^ 彩子いわく「これだけは最初から得意だったのよね」
- ^ ゴール下シュートの練習を行い寝坊したため。結局、試合終盤に遅れて登場したものの出場機会は与えられなかった。
- ^ その他、陵南戦でラスト数秒のダメ押しのダンクを決めた後に気を引き締めながら「仙道が狙ってくるぞ」と赤木らに的確な合図を送っている。
- ^ 津久武戦(劇場版)では大会新記録のリバウンド、翔陽戦ではスラムダンクがファウルとなって退場してしまうが、その雄姿は観客の心を動かし、花道を称えるコールを行った。
- ^ 赤木はそれをアグレッシブに取りにいった結果として咎めなかった。
出典
- ^ “THE FIRST SLAM DUNK:新作劇場版で湘北5人キャスト一新 木村昴が桜木花道に 流川楓は神尾晋一郎”. まんたんウェブ (MANTAN). (2022年11月4日) 2022年11月4日閲覧。
- ^ 『SLAM DUNK』23巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年、47頁、ISBN 4-08-871843-7。
- ^ 井上雄彦/伊藤比呂美「第一章『SLAM DUNK』を語りつくす 桜木花道のキャラクター」『漫画がはじまる』スイッチ・パブリッシング、2008年6月9日、41‐42頁頁。ISBN 978-4-88418-282-3。
- ^ 後藤広喜(編)「SLAM DUNK ♯59 BURST」『週刊少年ジャンプ』1991年51号、集英社、1991年12月9日、55頁。
- ^ 堀江信彦(編)「SD5周年記念人気キャラクター投票結果発表!!」『週刊少年ジャンプ』1996年3・4号、集英社、1996年1月15日、135頁。
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