柳原陽一郎によるセルフカバー
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「さよなら人類/らんちう」の記事における「柳原陽一郎によるセルフカバー」の解説
前述のとおり、たまの楽曲は作曲したメンバーの持ち歌となるため、1995年の柳原脱退以降は柳原のレパートリーとなっている。 2005年11月2日にセルフカバー・アルバム『ふたたび』が発売され、収録曲の1つとして「さよなら人類」のセルフカバーが収録された。アレンジは水谷浩章によるもので、『LMusic』のインタビューで柳原は、水谷が「これをアレンジすることで、いろんな意見が出てくるだろう」とプレッシャーを感じていたことを明かしている。音楽ライターの長谷川誠は、クラシカルなジャズを彷彿(ほうふつ)させるイントロで始まっていくのだが、このレトロ・フューチャーなムードがこの曲と見事にマッチしているとし、「オリジナルを踏まえた関奏のスペイシーな音作り」や「エンディング前の大団円的なコーラス」などを引き合いに「実に実験的なカバー」と評している。2015年に発売されたベスト・アルバム『もっけの幸い』にも収録されており、柳原はこれはやっぱり入れざるをえない(笑)とコメントしている。 2021年4月30日にデビュー30周年を記念して制作された初のピアノ弾き語りアルバム『GOOD DAYS』が発売され、「さよなら人類」のピアノ弾き語りセルフカバーも収録された。アルバム発売前の2020年10月19日には、東京都のプロジェクト「アートにエールを!」の一環で、レコーディング風景で構成されたミュージック・ビデオが公開された。
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