柱の名前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 20:32 UTC 版)
ヘラクレスに課せられた12の功業の1つに、大洋オーケアノスの西の果てに浮かぶ島エリュテイアに住むゲーリュオーンの飼う紅い牛をエウリュステウス王のところに連れ帰る仕事(ヘーラクレースの10番目の功業)があった。エリュテイアへ向かう途中、アトラス山を横断しなければならなかったが、ヘラクレスは山を登る代わりに、近道しようと考えた。それで、かつては巨人だった巨大な山をその怪力で砕くことにした。ヘラクレスは不滅の鎚矛または棍棒(神話によってさまざま)を使って、山を真っ二つにした。その結果、大西洋と地中海がジブラルタル海峡で繋がった。以降、分かれた2つの山をひとまとめにして、ヘラクレスの柱と呼ぶようになった。
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