林安男連隊長について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 20:58 UTC 版)
『集録「ルソン」』編集者の佐藤喜徳は、歩兵第71連隊内部で二木栄蔵連隊長と林安男連隊長それぞれを支持する部下同士で対立があり、同連隊の部隊史や高木『ルソン戦記』は前者の証言を元に記されたため、これらの書籍では林連隊長に対する扱いが冷淡であることを指摘している。『ルソン戦記』の中で米軍への投降の可能性が仄めかされている林連隊長については、佐藤の詳細な調査の結果、昭和20年9月中旬に行動を共にした第23師団の軍医の証言等が発見され、米軍に収容されたのは終戦後であり、10月6日にカンルーバン俘虜収容所で病死したことが明らかにされている。
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