杵槌村の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/14 23:52 UTC 版)
亀山 六蔵(かめやま ろくぞう) 好一(夢風)の父親。83歳。つっけんどんだが、頼りになる。5年前まで鍼灸院をしていたため、多少医学の心得がある。 御前 竜三(みさき りゅうぞう) 杵槌村唯一の旅館「御前館」の先代主人。良吉の父親。 御前 良吉(みさき りょうきち) 御前館の現主人。妻と2人で切り盛りしているが、開店休業状態。 御前 昌子(みさき まさこ) 良吉の妻。がっしりとした体格の女。 中村 真(なかむら まこと) 杵槌村の駐在。巡査。小心者で頼りない。 山根 道隆(やまね みちたか) 御前館の手伝い。力仕事を一手に引き受けてくれる。 佐藤 知恵(さとう ちえ) 毎日ラジオで、古秋の高座を聴いていた。1955年、古秋が地元で口演した際、弟子にして欲しいと頼み、その後父親が判らない子を身ごもり、夜逃げ同然に村を出奔するが、産後の肥立ちが悪く亡くなった。 屋島 亮子(やじま りょうこ) 1955年当時9歳。家族揃って落語好き。祖父が気が向くと、寝る前に噺を聴かせてくれる。湯治に来た古秋が公民館で口演してくれた日、帰って来ない祖父を迎えにいく時、狐火と大狐を目撃する。 佐藤(さとう) 95歳の老婆。知恵の血縁者。「ヒヒヒヒ」と奇妙な笑い方をする。 屋島 琴江(やじま ことえ) 亮子の曾祖母。 御前 尚代( ひさよ) 竜三の妻。故人。知恵と年が近く、何かと相談し合っていた。
※この「杵槌村の人々」の解説は、「七度狐 (小説)」の解説の一部です。
「杵槌村の人々」を含む「七度狐 (小説)」の記事については、「七度狐 (小説)」の概要を参照ください。
- 杵槌村の人々のページへのリンク