東三省・満州国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:17 UTC 版)
亡命した白系ロシア人が満州のハルピンを中心に居住していた。崩壊した臨時全ロシア政府(オムスク政府)や白軍と関わりのある者によって、ザリヤやグンバオなどのソ連に批判的な白系露字新聞が執筆されており、白系ロシア人が中国や日本とともに反革命を計画していたため、ソ連は満州に住む白系ロシア人に手を焼いていた(たとえば、中ソ紛争におけるハバロフスク議定書には、白系ロシア人に対する条項が含まれている)。 大戦末期の1945年にソ連は満州国に攻め込み(ソ連対日参戦)、満州国を崩壊させ、満州を共産化させて白系ロシア人を満州の表舞台から追い出した。
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