村田靖子とは? わかりやすく解説

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村田靖子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 06:05 UTC 版)

村田 靖子(むらた やすこ、1945年7月 - )は、日本のヘブライ語、ヨーロッパ文学の研究者、翻訳家東邦大学教授。 専門は英文学、現代ヘブライ語文学。

来歴

1968年東京女子大学哲学科卒業、東京都立大学 (1949-2011)大学院ヨーロッパ語文学修士課程修了、同英文学博士課程中退、小池滋、Amorey Gethinに学ぶ。86年弘前大学教養部助教授、91年東邦大学薬学部教授(英語)、2001-02年オックスフォード・ヘブライ・ユダヤ学センター特別研究員。

ノーベル文学賞候補とされるアモス・オズを研究・翻訳するほか、英文学、推理ものなど多数の翻訳がある。 

共著

翻訳

  • 『死の蒸発 DKA探偵事務所ファイル』(ジョー・ゴアズ、角川文庫) 1974
  • 『赤いキャデラック DKA探偵事務所ファイル』(ジョー・ゴアズ、角川文庫) 1978
  • 『原始惑星への脱出』(ジョン・ブラナー久保書店SFノベルズ) 1979
  • 『思春期』(パトリシア・ディゼンゾ、角川文庫) 1980
  • 『殺人にいたる病』(アーナス・ボーデルセン、角川文庫) 1981
  • 『ザノーニ』(エドワード・ブルワ=リットン、富山太佳夫共訳、国書刊行会、ゴシック叢書) 1985
  • ヴィクトリア朝緋色の研究』(R・D・オールティック、国書刊行会、クラテール叢書) 1988
  • 『蒼い迷宮』(アーナス・ボーデルセン、角川文庫) 1988
  • 『天の猟犬 ゴドウィンからドイルに至るイギリス小説のなかの探偵 』(イーアン・ウーズビー、小池滋共訳、東京図書) 1991.11
  • 『愚者たち』(ジャブロ・S・ンデベレ、福島富士男共訳、スリーエーネットワーク、アフリカ文学叢書) 1995
  • 『石の女』(J・M・クッツェー、スリーエーネットワーク、アフリカ文学叢書) 1997
  • 『<むこう>から来た少年』(タマル・ベルグマン、未知谷) 1998.6
  • 『エルサレム - 記憶の戦場』(アモス・エロン、法政大学出版局、りぶらりあ選書) 1998
  • 『エルサレムの詩 イェフダ・アミハイ詩集』(イェフダ・アミハイ、思潮社) 2003.12
  • 『言語・思考・権威 - 言葉の罠と自分で考えること』(エイモリー・ゲッシン、未知谷) 2004.5

アモス・オズ

  • 『わたしのミハエル』(アモス・オズ、角川書店) 1977
  • 『ブラックボックス』(アモス・オズ、筑摩書房) 1994.3
  • 『スムヒの大冒険』(アモス・オズ、未知谷) 1997.8
  • 『地下室のパンサー 』(アモス・オズ、未知谷) 1998.11
  • 『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』(アモス・オズ、大月書店) 2010.3

外部リンク





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