村田雄二郎とは? わかりやすく解説

村田雄二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/04 13:38 UTC 版)

村田 雄二郎
(むらた ゆうじろう)
人物情報
生誕 (1957-08-31) 1957年8月31日(67歳)
日本 東京都
出身校 東京大学
北京大学
学問
研究分野 中国思想史(中国近現代史]])
日中関係史
研究機関 東京大学
同志社大学
学位 文学修士(東京大学・1982年)
学会 東方学会
中国社会文化学会
公式サイト
同志社大学
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村田 雄二郎(むらた ゆうじろう、1957年8月31日[要出典] - )は、日本の中国哲学研究者。東京大学名誉教授、同志社大学教授。

経歴

出生から修学期

1957年、東京都で生まれた。1976年に東京大学に入学。1980年、東京大学教養学科アジア分科を卒業し、同大学大学院人文科学研究科中国哲学専門課程修士課程へ進学。1982年に同課程を修了し、同課程博士課程へ進学した。1982年より北京大学哲学系に留学。1984年に帰国。1986年、東京大学大学院を博士課程単位取得退学。

中国思想史研究者として

卒業後は、東京大学文学部中国哲学研究室助手に採用された。1988年、東京大学教養学部中国語教室専任講師に就いた。1990年から1991年まで、北京学術研究中心客員講師を兼任。1992年に助教授に昇進、2007年に教授に昇進した。2018年に定年まで5年を余して東京大学を退任し[1]、名誉教授となった[2]

その後は同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授として教鞭をとっている。1999年から2000年まで、ハーヴァード大学客員研究員を兼ねた。

研究内容・業績

専門は中国の近現代思想で、また中国近現代史に関する著作もある。

著書

共編著

訳書

  • 『中国社会の超安定システム:「大一統」のメカニズム』金観涛・劉青峰共著、研文出版 1987
  • 『カミング・マン:19世紀アメリカの政治諷刺漫画のなかの中国人』胡垣坤・曾露凌・譚雅倫編、平凡社 1997
  • 『思想空間としての現代中国』汪暉著、岩波書店 2006

外部リンク

脚注

  1. ^ 増田一夫「グローバル化する中国を見つめて――村田雄二郎先生を送る」『東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻紀要』第22号、2018年3月、190頁、doi:10.15083/0002003692 
  2. ^ 平成30年度東京大学名誉教授(2020年11月21日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project




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