杉山神社と鶴見神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 00:24 UTC 版)
「鶴見神社 (横浜市)」の記事における「杉山神社と鶴見神社」の解説
鶴見神社は、古来、杉山大明神(杉山神社)と称された。「杉山神社」と称する神社は、全国でも横浜市と川崎市、特に鶴見川流域にのみ散在鎮座し、数十社が現存する。この「杉山神社」は、武蔵国都筑郡内唯一の式内社だが、所収された神社の所在は確定していない。そのため、鶴見神社も「杉山神社」の論社の一つとされる。ただし、当地である鶴見区は都筑郡ではなく橘樹郡に属していた。 『続日本後紀』の第7巻、承和5年(838年)2月庚戌の条「武藏國都筑郡枌山神社預之官幣。以靈驗也。」 同、承和15年(848年、嘉祥元年)5月庚辰の条「奉授武藏國无位枌山名神從五位下。」 『延喜式神名帳』「都筑郡一座 小 杉山神社」 『神道集』「六宮ヲ椙山ノ大明神ト申ス。本地ハ大聖不動明王、是也。」 ※「枌」「椙」は、いずれも「杉」の異体字。
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