本陣甚一
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本陣 甚一(ほんじん じんいち、1904年1月5日 - 2008年1月29日)は、日本の経営者、銀行家。北國銀行頭取を務めた。長男は北國銀行第6代頭取の本陣靖司[1]。
来歴・人物
石川県小松市出身[2]。1929年に京都帝国大学法学部を卒業し、1930年2月に加越合同銀行に入行した[2]。1943年12月に北國銀行に転じ、1948年2月に常務に就任し、1950年10月に専務、1954年11月に副頭取を経て、1961年1月には頭取に就任[2]。1966年7月には会長も兼任し、1968年11月には頭取を退任[2]。
近現代の日本画をはじめとした美術品収集を趣味としており、小松市立本陣記念美術館にコレクションが収蔵されている[3]。
栄誉
脚注
- ^ 閨閥博士 (2019年12月25日). “本陣家(北国銀行頭取・本陣靖司の家系図)”. 閨閥学. 2025年2月13日閲覧。
- ^ a b c d 興信データ株式會社 2003, ほ50頁.
- ^ “小松市立本陣記念美術館”. 小松市ミュージアムズ. 2025年2月13日閲覧。
- ^ 2008年 1月30日 日本経済新聞 夕刊 p23
- ^ “小松市名誉市民|小松市ホームページ”. www.city.komatsu.lg.jp. 2025年2月13日閲覧。
参考文献
- 興信データ株式會社『人事興信録 第42版 下』興信データ、2003年。
- 本陣甚一のページへのリンク