未来への招待状とは? わかりやすく解説

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未来への招待状

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/01 00:13 UTC 版)

未来への招待状
ジャーニースタジオ・アルバム
リリース 1976年1月
録音 カリフォルニア州サンフランシスコ CBSスタジオ
ジャンル ロックプログレッシブ・ロック
時間 41分56秒
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ジャーニー、Glen Kolotkin
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 58位(日本[1]
  • 100位(アメリカ[2]
ジャーニー 年表
宇宙への旅立ち
(1975年)
未来への招待状
(1976年)
ネクスト
(1977年)

未来への招待状』(原題:Look into the Future)は、アメリカロックバンドジャーニー1976年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

解説

ジョージ・ティックナーの脱退を経て、4人編成で録音された。ただし、「ユア・オン・ユア・オウン」と「アイム・ゴナ・リーヴ・ユー」は、ティックナーも曲作りに関与している。本作にはインストゥルメンタルは収録されず、全曲でグレッグ・ローリーがリード・ボーカルを担当した。「イッツ・オール・トゥ・マッチ」はビートルズのカヴァーで、当時のライヴのオープニングでも演奏されていた[3]

音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「本質には前作の繰り返しで、前作よりも焦点が絞られてインストゥルメンタル・セクションも向上しているものの、やはり強力な曲が欠けており、良質なジャズ・ロックとして機能するには少々方向性が定まっていない」と評している[4]

日本のオリコンLPチャートでは58位を記録するが、その後日本では、5作目の『エヴォリューション』(1979年)が70位に達するまでトップ100から遠ざかる[1]

収録曲

  1. サタディ・ナイト - "On a Saturday Nite" (Gregg Rolie) - 4:01
  2. イッツ・オール・トゥ・マッチ - "It's All Too Much" (George Harrison) - 4:06
  3. エニウェイ - "Anyway" (G. Rolie) - 4:12
  4. シー・メイクス・ミー - "She Makes Me (Feel Alright)" (G. Rolie, Neal Schon, Alex Cash) - 3:12
  5. ユア・オン・ユア・オウン - "You're on Your Own" (N. Schon, G. Rolie, George Tickner) - 5:55
  6. 未来への招待状 - "Look into the Future" (N. Schon, G. Rolie, Diane Valory) - 8:12
  7. ミッドナイト・ドリーマー - "Midnight Dreamer" (N. Schon, G. Rolie) - 5:13
  8. アイム・ゴナ・リーヴ・ユー - "I'm Gonna Leave You" (N. Schon, G. Rolie, G. Tickner) - 7:01

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.164
  2. ^ Journey | Awards | AllMusic
  3. ^ 日本盤CD(MHCP 270)ライナーノーツ(上津原伸介)
  4. ^ Look into the Future - Journey | AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine



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