朝鮮半島におけるカラムラサキツツジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 04:31 UTC 版)
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朝鮮語では「チンダルレ 진달래」と呼ばれ、春の訪れを告げる花として知られる。「ケナリ」(レンギョウ)や「ムグンファ」(ムクゲ)とともに朝鮮半島において広く親しまれている花であり、詩にも詠われている。北朝鮮では家電製品のブランド名(実際は、東芝などの日本製電化製品のカバーを交換したに過ぎない模造品である)や広場の名前などとしても使用され、親しまれている。花煎(ファジョン)という餅の食べられる飾りとしても使われる。 なお、韓国においては「チンダルレ」はその上位の属・科・目の名称にも使われており、ツツジ目ツツジ科ツツジ属は「チンダルレ目チンダルレ科チンダルレ属」となる(分類においては多少異同があるようである)。このため「チンダルレ」を単にツツジと訳する例も多い。 ただし、韓国内の各自治体が定める市や郡の象徴の花として「チンダルレ」を制定しているところは少なく、一方で同属であるクロフネツツジ(チョルチュク、철쭉)を象徴の花としている自治体は10以上に上る。
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